ハーレーD.X.

ハーレー好きなら知っておきたい情報満載コラム

スポーツスターはネイキッドの特性を持つ

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ハーレーのスポーツスターは、高価格帯の車種でも新車で150万円台、中古車で100万円台となっています。そのためカスタムに十分な資金を掛けられ、オリジナルの車体づくりが可能です。
パーツの製造元はハーレー純正に限らず、多くの会社が複数のパーツを手掛けています。車両の性能を向上させ、見た目もスタイリッシュなパーツがそろっているのです。銀色に光り輝くマフラーやギア、アームレストなどが魅力的な車体にしてくれます。

スポーツスターの中古車は2003年までのリジット仕様と、2004年以降のラバーマウント仕様に大きく分けられます。リジット仕様はカスタムしやすくバリエーションも多くなっているため、カスタムに力を入れたい方にお勧めです。ラバーマウントは走行中の振動が小さくなっており、安定感があり故障しにくいため乗り心地を重視したい方におすすめします。ラバーマウントはパーツの少なさからカスタムしにくかったのですが、パーツの増加によって難しさは改善されてきている様子です。

スポーツスターはエンジンとミッションが一体となっており、軽くて丈夫な構造です。エンジンは元々レース用に開発された車種のため、高回転かつスムーズに作動する4カムのエンジンとなっています。排気量は883ccと1200ccの2つのモデルが2020年時点で製造、販売中です。

883ccは街中を走り回る時に、1200ccはハイウェイを走行するのに向いています。どんなツーリングを楽しみたいかによって、どちらの排気量が良いか選択が可能です。

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スポーツスターは購入時にはカウルは装着されていないため、ネイキッドの部類に入ります。
カスタムでカウルを取り付けられる構造なので、ネイキッドとアメリカンの中間的性格を持っています。スポーツスターが初めて乗るバイクの場合、ネイキッドのままにするのがおすすめです。ペダルやハンドルの位置が届きやすい位置にあり、エンジンによる揺れも小さい初心者向けのつくりです。
価格も安いので手に入れやすく、乗りこなせるようになればカスタムも自在で長く使えます。こうした理由から、ハーレーのスポーツスターはこれからバイクに乗り始める方にピッタリのモデルなのです。